夏越の祓(なごしのはらえ)毎年6月30日の神事/水無月祓・茅の輪くぐり〔日本の暦〕

◆夏越の祓(なごしのはらえ/なごしのはらい)
毎年6月晦日(最終日)に行われる大祓(おおはらえ)の神事。日本神道の行事。
12月晦日の「大晦日」とともに新しい季節に入る物忌の日とされる。
半年分の罪や穢れを除き去り、この先の厄災(やくさい)を避けるための禊(みそぎ)を行う。

日本各地の神社で行われる。
新暦の6月30日に行うところと、旧暦6月晦日に近い新暦7月31日に行うところがある。

参詣人に神社の本殿前に備え付けた大きな茅の輪(ちのわ)をくぐらせて祓い浄める夏越神事「茅の輪祭(茅の輪くぐり)」も各地にある。
紙で作った形代(かたしろ)を神社に納めて祓としたり、牛や馬を海や川に連れていって遊ばせる地方もある。
民間では、この日は河童(水神)が山から下りると言い伝えられた。

《異名》
夏越の節供(なごしのせっく)/夏越の御禊(なごしのみそぎ)/夏祓(なつばらえ)
六月祓・水無月祓(みなづきのはらえ)/輪越祭(わごしのまつり)/夏越祭(なごしまつり)

神社本庁

神社本庁 | コラム
夏越の祓については「18 大祓」参照。



風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
  みそぎぞ 夏の しるしなりける
         (従二位 家隆)
小倉百人一首98番目の歌。
これに出てくる「みそぎ」が夏越の祓である。