ジブリ美術館の企画展示『挿絵が僕らにくれたもの』とアンドルー・ラング世界童話集

絵本情報雑誌「MOE(モエ)」2012年8月号がスタジオジブリ特集でした。

MOE (モエ) 2012年 08月号 [雑誌]
MOEの特集の中で、ジブリ美術館の企画展示『挿絵が僕らにくれたもの』を紹介していました。
三鷹の森 ジブリ美術館 – 新企画展示『挿絵が僕らにくれたもの』展
【展示期間】2012年6月2日(土)~2013年5月(予定)
100年前のイギリスでアンドルー・ラングが編纂した世界童話集の挿絵、ヘンリー・ジャスティス・フォード(H. J. フォード)の作品を中心に展示。
同時期の19世紀後半のロシアの画家イワン・ビリービンのロシア昔話童話集の挿絵も紹介。


アンドルー・ラング世界童話集が子どもの頃から大好きなので、ジブリ美術館で特集してくれているのがうれしい。
ラング童話集(ラング世界童話全集)について@夏貸文庫
企画展示で大きく取り扱っているのが「小さな妖精と食料品屋(The Goblin and Grocer)」(原作:H.C.アンデルセン)の挿絵。
宮崎監督が「ラングの童話集のなかでも特に記憶に残る」という挿絵のパネル。
原著「The Pink Fairy Book」の3話目、東京創元社版『ももいろの童話集』1話目。『ももいろの童話集』の表紙にも使われている絵です(この話は偕成社文庫版には未収録)。
ゴブリンが学生の部屋をのぞくと、学生が読む古い詩集から大きな光る木が立ち上がり、美しい乙女の顔が描かれている幻想的な風景です。

ももいろの童話集 (アンドルー・ラング世界童話集 第5巻)
東京創元社(2008/07)
【アマゾン】



《特集記事》
朝日新聞デジタル:挿絵が僕らにくれたもの – 小原篤のアニマゲ丼 – 映画・音楽・芸能
「挿絵が僕らにくれたもの」展 ジブリ美術館で開幕 : ジブリをいっぱい : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
宮崎駿監督の〝原点〟がここに! 三鷹の森ジブリ美術館の新展示「挿絵が僕らにくれたもの」展 |小学館ファミリーネット

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