2014年1月刊行『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』平凡社

クラフト・エヴィング商會の新刊が久しぶりに出ました。
『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』
平凡社2014年1月刊行。
2014年1月25日(土)~3月30日(日)、世田谷文学館で開催されている
『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』の公式図録。


クラフト・エヴィング商會(craft ebbing & co.)は吉田浩美と吉田篤弘によるユニット名。著作の執筆と、装幀を中心としたデザイン・ワークを主として活動している。
展覧会のために集めた、過去に作ったオブジェや、装幀した書籍をカラー写真で掲載。
巻末にユニットが手がけた全装幀リスト。著作を装幀してもらった人からのメッセージ。
『星を賣る店(星を売る店)』と言うタイトルは、稲垣足穂の小説から拝借したそうです。
開催中企画展 – 世田谷文学館
▽星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会
星を賣る店 – 平凡社
(出版社商品紹介)
初めて見るのに懐かしい、クラフト・エヴィング商會の「ベスト盤」:日経ビジネスオンライン



クラフト・エヴィング商會の装幀がすごく好きです。
処女作の『どこかにいってしまったものたち』(1997年・筑摩書房)が出版された当時からずっと魅かれています。
レトロでロマンティックで謎めいて心ときめく。古い商店の倉庫から見つけ出した在庫品というコンセプトがふさわしい作品たち。
膨大な数の書籍を全て買うわけにもいかないので、書影が集まっている図録(カタログ)ができてうれしい。
手に取りやすく軽い紙で作っているという心遣いもありがたい。


『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』
著者:クラフト・エヴィング商會
出版社: 平凡社
単行本(B6判ハードカバー): 272ページ
発売日: 2014/1/27
商品パッケージの寸法: 17.2 x 11.6 x 3 cm
定価:2,200円(税別)
>この展覧会はうそかまことか――。クラフト・エヴィング商會の棚おろし的展覧会公式図録。文学、デザイン、アートを軽々と渡り歩く同商會の魅力と新たな世界が満喫できる約3年ぶりの新刊。

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