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世界の民話 |
世界の民話・昔話3−4
日本民話集・昔話集
『日本の神話と十大昔話』 【講談社学術文庫】
『日本昔話100選』 【講談社+α文庫】
『日本昔話百選』改訂新版 【三省堂】
『日本の神話と十大昔話』 【講談社学術文庫】600
楠山正雄:著 1983年初版 巻末に解説「昔話と再話 序説(二)」楠山三香男 |
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〈神話〉 | ||
世界の誕生 | 一 | 世界の初め、人間の初め | 二 | 日と月 | 三 | 火の神 |
夜見の国 | 一 | 鬼の群れ | 二 | 人間のいのち |
闇と光 | 一 | ただ泣き | 二 | 誓い | 三 | 天の斑駒 | 四 | 天の岩屋 | 五 | 罰 |
素盞鳴命 (すさのおのみこと) |
一 | 八岐の大蛇(やまたのおろち) | 二 | 国引き | 三 | 木の種 |
大国主命とその兄弟 | 一 | 白うさぎ | 二 | 赤い猪 |
大国主命と素盞鳴命 | 一 | 蛇とむかで | 二 | ねずみ | 三 | むくの実と赤土 |
あけぼのの国 | 一 | 八千矛の神 (やちほこのかみ) | 二 | 小さい神 | 三 | 賭け | 四 | 粟の穂 | 五 | 幸魂奇魂(さきみたまくしみたま) |
神々のたそがれ | 一 | 天若彦(あまわかひこ) | 二 | きじの使い | 三 | 鳥の会葬 | 四 | お国ゆずり |
日の御子 | 一 | 猿田彦 | 二 | もろい花 |
海幸山幸 | 一 | 海のお宮 | 二 | 満潮の珠、干潮の珠 |
三 | 海の産屋 |
〈十大昔話〉 | |
桃太郎 | ももたろう |
花咲じじい | はなさかじじい |
かちかち山 | かちかちやま |
舌切りすずめ | したきりすずめ |
猿かに合戦 | さるかにかっせん |
くらげのお使い | くらげのおつかい |
ねずみの嫁入り | ねずみのよめいり |
猫の草紙 | ねこのそうし |
文福茶がま | ぶんぶくちゃがま |
金太郎 | きんたろう |
♪元の本は戦前に出版されたの子ども向け昔話集です。
『日本童話宝玉集』上下2巻〔大正10年(1921)〜大正11年(1922)富山書房刊行〕
『日本童話宝玉集』巨人版(全1巻)〔昭和13年(1938)富山書房刊行〕
『日本童話宝玉集』上中下3巻〔昭和23年(1948)〜昭和24年(1949)童話春秋社刊行〕
文庫版は上下巻を底本に、改訂版も参考にしてに再編集しています。
小学校中学年ぐらいの子どもでも読みやすくまとめています。神話の固有名詞も略さず使っているが、難しい漢字にはルビを振っています。上質なお話をきちんと子どもに読ませようとしている姿勢に好感を持ちます。〈神話〉は『日本書紀』をベースに『古事記』の話を加えて仕上げています。〈十大昔話〉一般に《日本五大昔噺》と呼ばれる「桃太郎」「花咲じじい」「かちかち山」「舌切りすずめ」に5話加えました。
『日本昔話100選』 【講談社+α文庫D13-1】
1996年初版/100話 稲田浩二・和子:編著 稲田奈穂:装画 元本:『日本昔話百選』(1971年4月三省堂より刊行) |
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◆北国の昔コ(北海道・東北) | ||
尻尾の釣 | しっぽのつり | 岩手県 |
うぐいすの里 | うぐいすのさと | 山形県 |
犬と猫とうろこ玉 | いぬとねことうろこだま | 岩手県 |
パナンペと鬼 | ぱなんぺとおに | 北海道 |
猿神退治 | さるがみたいじ | 福島県 |
尻鳴りべら | しりなりべら | 宮城県 |
三人兄弟 | さんにんきょうだい | 岩手県 |
さとりの化け物 | さとりのばけもの | 福島県 |
猿地蔵 | さるじぞう | 山形県 |
瓜姫コ | うりひめこ | 秋田県 |
なら梨とり | ならなしとり | 岩手県 |
鶴女房 | つるにょうぼう | 岩手県 |
かちかち山 | かちかちやま | 宮城県 |
たにし長者 | たにしちょうじゃ | 岩手県 |
猿聟入り | さるむこいり | 青森県 |
地蔵浄土 | じぞうじょうど | 秋田県 |
力太郎 | ちからたろう | 岩手県 |
魚女房 | さかなにょうぼう | 山形県 |
てんぽ競べ | てんぽくらべ | 福島県 |
塩吹き臼 | しおふきうす | 岩手県 |
三枚の札コ | さんまいのふだこ | 秋田県 |
ねずみ浄土 | ねずみじょうど | 青森県 |
狐と狼 | きつねとおおかみ | 山形県 |
江戸の蛙と京の蛙 | えどのかえるときょうのかえる | 宮城県 |
大工と鬼六 | だいくとおにろく | 岩手県 |
こぶとり爺 | こぶとりじい | 岩手県 |
おどる骸骨 | おどるがいこつ | 岩手県 |
◆中の国のむかし(関東・北陸・中部・近畿) | ||
鳥呑爺 | とりのみじい | 新潟県 |
天狗と隠れみの | てんぐとかくれみの | 福井県 |
あぶの夢 | あぶのゆめ | 新潟県 |
手なし娘 | てなしむすめ | 新潟県 |
天福地福 | てんぷくちふく | 新潟県 |
聴耳頭巾 | ききみみずきん | 新潟県 |
黄金の瓜 | こがねのうり | 新潟県 |
猿の生き肝 | さるのいきぎも | 新潟県 |
はなたれ小僧さま | はなたれこぞうさま | 新潟県 |
親棄山 | おやすてやま | 岐阜県 |
糠福と米福 | ぬかふくとこめふく | 山梨県 |
花咲爺 | はなさかじい | 岐阜県 |
とび不孝 | とびふこう | 静岡県 |
風の神と子ども | かぜのかみとこども | 新潟県 |
ぼたもち蛙 | ぼたもちがえる | 新潟県 |
猫と狩人 | ねことかりうど | 山梨県 |
味噌買橋 | みそかいばし | 岐阜県 |
鶴と亀の旅 | つるとかめのたび | 新潟県 |
蟹の仇討 | かにのあだうち | 山梨県 |
水乞い鳥 | みずこいどり | 山梨県・神奈川県 |
粗忽惣兵衛 | そこつそうべえ | 長野県 |
豆と炭とわら | まめとすみとわら | 静岡県 |
蟹問答 | かにもんどう | 埼玉県 |
おりゅう柳 | おりゅうやなぎ | 兵庫県 |
大歳の火 | おおとしのひ | 京都府 |
団子聟 | だんごむこ | 滋賀県 |
からすの鍬 | からすのくわ | 滋賀県 |
蛇聟入り | へびむこいり | 兵庫県 |
へやの起こり | へやのおこり | 京都府 |
ほととぎす兄弟 | ほととぎすきょうだい | 大阪府 |
おいとけ堀 | おいとけほり | 京都府 |
子育て幽霊 | こそだてゆうれい | 京都府 |
舌切雀 | したきりすずめ | 兵庫県 |
猫と南瓜 | ねことかぼちゃ | 京都府 |
似せ本尊 | にせほんぞん | 兵庫県 |
◆西国の昔話(中国・四国・九州・琉球) | ||
古屋のむる | ふるやのむる | 鳥取県 |
竹伐り爺 | たけきりじい | 広島県 |
桃太郎 | ももたろう | 岡山県 |
えび・たこ・ふぐとからす | えび・たこ・ふぐとからす | 鳥取県 |
馬子どんと山んばばあ | まごどんとやまんばばあ | 岡山県 |
狼女房 | おおかみにょうぼう | 鳥取県 |
猿とひき蛙の餅争い | さるとひきかえるのもちあらそい | 岡山県 |
あとかくしの雪 | あとかくしのゆき | 広島県 |
分別才兵衛 | ふんべつさいぞう | 岡山県 |
食わず女房 | くわずにょうぼう | 鳥取県 |
ねずみ経 | ねずみきょう | 鳥取県 |
とり付こうか、ひっ付こうか | とりつこうか、ひっつこうか | 山口県 |
絵姿女房 | えすがたにょうぼう | 鳥取県 |
猫檀家 | ねこだんか | 広島県 |
朝日長者と夕日長者 | あさひちょうじゃとゆうひちょうじゃ | 鳥取県 |
狼の眉毛 | おおかみのまゆげ | 広島県 |
五分次郎 | ごぶじろう | 岡山県 |
文福茶釜 | ぶんぷくちゃがま | 鳥取県 |
嘘つきこん平 | うそつきこんぺい | 広島県 |
隣の寝太郎 | となりのねたろう | 広島県 |
鴨とり権兵衛 | かもとりごんべえ | 岡山県 |
ぐずの馬鹿 | ぐずのばか | 徳島県 |
炭焼長者 | すみやきちょうじゃ | 高知県 |
鼻きき五左衛門 | はなききござえもん | 香川県 |
天人女房 | てんにんにょうぼう | 香川県 |
貧乏神 | びんぼうがみ | 香川県 |
吉吾どんの天昇り | きちごどんのてんのぼり | 大分県 |
天とうさん金の鎖 | てんとうさんかねのくさり | 大分県 |
和尚さんと小僧さん | おしょうさんとこぞうさん | 大分県 |
笠地蔵 | かさじぞう | 大分県 |
源五郎の天昇り | げんごろうのてんのぼり | 長崎県 |
宝化け物 | たからばけもの | 大分県 |
腰折れ雀 | こしおれすずめ | 熊本県 |
運定めの話 | うんさだめのはなし | 鹿児島県 |
隠れ里 | かくれざと | 鹿児島県 |
旅人馬 | たびびとうま | 鹿児島県 |
竜宮女房 | りゅうぐうにょうぼう | 鹿児島県 |
きりなし話 | きりなしはなし | 岩手県 |
♪日本各地の代表的な昔話を紹介しています。各地で刊行された昔話集から編纂しています。(巻末に参考文献一覧あり)各話の終わりに簡単な解説と、『日本昔話名彙』『日本昔話大成』『日本昔話通観』の番号がついています。
岩手県の「きりなし話」が西国の分類に入っているのは、本の構成上最後に置きたかったのでしょう。昔話をせがむ子どもをはぐらかすためのいつまでも終わりのない話です。
この本の改訂版、『日本昔話百選』改訂新版 【三省堂】が刊行されています。
『日本昔話百選』改訂新版
編著:稲田浩二・和子
絵:丸木位里・俊
発行元:三省堂
発行日:2003年7月/改訂新版
サイズ:四六判上製本・456ページ
元本:『日本昔話百選』(1971年4月三省堂より刊行)
→『日本昔話100選』 【講談社+α文庫】を再編集
日本人の心の奥に生き続ける昔話を、北はアイヌの話から、南は鹿児島の話まで、全国各地から聞き集めた郷土色豊かな珠玉の百選。
「より原話に忠実に」との観点から地域語(方言)をより正確な表現に訂正。原話の語りを尊重し、本文右に共通語を添える。
一部の題材を差し替え。
小学校高学年から読めるように、大幅にルビを追加。
内容の一部は出版社のサイトで確認できます。
◇三省堂|日本昔話百選 改訂新版
(2009/01/29)
アマゾン | 『日本昔話百選』改定新版 |
楽天ブックス | 『日本昔話百選 改訂新版』 |
ビーケーワン | 『日本昔話百選 改訂新版』 |
[2010/06/09]
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