文房具・画材《カラーインク》
カラーインク(color ink)
液体の着色用画材。
原料により染料系インクと顔料系インクに分けられる。
ガラス瓶またはプラスチック容器に入れられて小売されている。
スポイトまたは筆で容器から取り出し、パレットや絵皿で水または薄め液に溶いて筆で塗る。
インクの種類によってはつけペンで描いたり、エアブラシで吹き付けたりできる。
彩度が高く、発色が鮮やか。伸びやすくにじみやすい。
印刷したときの色の再現性が良い。
光や空気に長期間さらすと褪色しやすいため作品の保存に注意が必要。
カラーインク自体も開封して数年で劣化する。インクがどろどろになったら破棄する。
染料系インク(水性カラーインク・水溶性カラーインク)
水溶性。水で薄めて使う。
顔料系より色の透明度が高い。
水に濡れるとにじむ。
◇ラディアント【ドクターマーチン】/シンクロマチック【ドクターマーチン】
顔料系インク(耐水性インク)
乾くと耐水性になり重ね塗りできる。
水の代わりに専用の薄め液(カラーエクステンダ)で薄めて使う。
◇ピグメント【ドクターマーチン】
カラーインクを扱う主なメーカー
《ドクターマーチン》
〔アメリカ〕
▽ドクターマーチン ラディアント(染料系透明水性カラーインク)
▽ドクターマーチン シンクロマチック(染料系完全透明水性カラーインク)
▽ドクターマーチン ピグメント(顔料系耐水性カラーインク)
▽ドクターマーチン ウォーターカラー(WTR)(顔料系水彩カラーインク)
▽ドクターマーチン ダイカラー(DYE)(染料系透明水彩カラーインク)
《ホルベイン工業》
〔日本〕
▽ホルベイン ドローイングインク(染料系・顔料系カラーインク)
《ヌーベル》
〔日本〕
▽ヌーベル デザインインキ(染料系・顔料系カラーインク)
《ウィンザー&ニュートン》
〔イギリス〕(WINSOR & NEWTON/略称:W&N)
▽ウィンザー&ニュートン ドローイングインク(染料系耐水性カラーインク)
《ターレンス》
〔オランダ〕
▽ターレンス エコライン(染料系カラーインク)
カラーインクに関する書籍
画材・色彩に関する参考文献>画材・技法
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