常用漢字とは(2010年版)

漢字

常用漢字(じょうようかんじ)

法令・公用文書・新聞等、一般の社会生活において使用する目安とされる日本の漢字。

1981年(昭和56年)10月からは当用漢字に代わり「常用漢字(1,945字)」が内閣から告示されました。
2010年(平成22年)11月30日に大幅な改定をされ(改訂常用漢字)、字種が2,136字になりました。
☆2025年5月現在、最新の更新。

常用漢字表については文化庁公式サイト内に掲載。
文化庁>国語施策・日本語教育
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/index.html

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 内閣告示・内閣訓令 > 常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/kanji/index.html

◆常用漢字一覧(常用漢字表)(2010年版)(別ページ)
https://natubunko.net/kotoba/joyokanji2010/

改訂によって廃止された旧版の「常用漢字表(1981年10月内閣告示/1,945字種)」についてはこちら。
◆常用漢字(1981年版)(別ページ)

「常用漢字表」の「前書き」には
———————
1 この表は,法令,公⽤⽂書,新聞,雑誌,放送など,⼀般の社会⽣活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使⽤の⽬安を⽰すものである。
2 この表は,科学,技術,芸術その他の各種専⾨分野や個々⼈の表記にまで及ぼそうとするものではない。ただし,専⾨分野の語であっても,⼀般の社会⽣活と密接に関連する語の表記については,この表を参考とすることが望ましい。
3 この表は,都道府県名に⽤いる漢字及びそれに準じる漢字を除き,固有名詞を対象とするものではない。
4 この表は,過去の著作や⽂書における漢字使⽤を否定するものではない。
5 この表の運⽤に当たっては,個々の事情に応じて適切な考慮を加える余地のあるものである。
———————
とあります。

また、情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で,本表の通用字体とは異なる字体を使用することは差し支えないとする。例:「頬・賭・剥」など。

■文化庁
◆国語施策情報
HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 内閣告示・内閣訓令
◇常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)(文化庁)
▽常用漢字表(平成22年11月30日内閣告示) – 文化庁
(PDF形式(3.38MB)

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 常用漢字表の音訓索引
常用漢字表の音訓索引 – 文化庁
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/kanji/joyokanjisakuin/index.html

漢字・音訓・用例の一覧(HTMLページ)。
常用漢字表(平成22年11月30日内閣告示)の「本表」に掲載されている漢字を検索する。
常用漢字表(PDF形式)が重くて使いづらい場合こちらを参照。

■文部科学省
トップ > 政策について > 告示・通達 > 告示・通達(さ行) > 常用漢字表

◇常用漢字表(文部科学省1981年)
◇常用漢字表の改定に伴う中学校学習指導要領の一部改正等及び小学校,中学校,高等学校等における漢字の指導について(通知)(文部科学省2010年)
◇常用漢字表の改定に伴って追加された常用漢字の音訓及び付表の語についての学校教育における取扱いについて(通知)(文部科学省2011年)

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