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ペイントの楽しい使い方〜画像編集の基礎基本003
画像ファイルサイズの変更
画像ファイルのキャンバス(描画領域)のサイズ変更(拡大縮小)には「キャンバスの色とサイズ」か「サイズ変更/傾斜(伸縮と傾き)」を使います。
→作業中の画像表示倍率変更
キャンバスの色とサイズ
◆〔メニューバー〕−〔変形〕−〔キャンバスの色とサイズ〕
◆ショートカット:Ctrl + E
画像はそのままでキャンバス(描画領域)のみを拡大縮小します。
画像に書き足したり、不要な画像を削除するときに使います。
(フォトショップでは「カンバスサイズ」)
「幅(横)」と「高さ(縦)」を数字で指定します。
数字の単位は「インチ」「cm(センチメートル)」「ピクセル」から選択。
キャンバスのサイズを広げると、カンバスの右端と下端の部分が広がります。広がった部分は背景色で塗りつぶされます。
キャンバスのサイズを狭くすると、カンバスの右端と下端の部分の画像が消失します。
消失した画像は戻りません。失敗したときにやり直せるように、もとの画像ファイルも保存しておくことをおすすめします。
サイズ変更/傾斜(伸縮と傾き)
◆〔メニューバー〕−〔変形〕−〔サイズ変更/傾斜〕……Vista
◇〔メニューバー〕−〔変形〕−〔伸縮と傾き〕……Xp以前
◆ショートカット:Ctrl + W
画像全体を拡大縮小します。
※Vistaでは〔サイズ変更/傾斜〕、Xp以前の古いウィンドウズでは〔伸縮と傾き〕と用語が変更されていますが、内容は同じです。
(フォトショップでは「画像解像度」)
「サイズ変更」で「水平方向(横)」と「垂直方向(縦)」をパーセンテージ(%)で指定します。
水平方向と垂直方向の%を同じにしないと、縦長・横長のゆがんだ画像になります。
▽画像サイズ変更の拡大率・縮小率の計算式
希望する画像サイズ÷元の画像サイズ×100
サイズを「ピクセル数・インチ・cm」で指定したい場合は、先に「キャンバスの色とサイズ」でキャンバスのサイズを確認して、目的の大きさになる%を計算しておきます。
ex. 幅100ピクセルの画像を50ピクセルに縮小する場合
50÷100×100=50
水平方向を50%にする。水平だけ50%にすると縦長のゆがんだ画像になるので垂直方向も50%にする。
デジタルカメラで撮影した写真画像を、ブログやネットオークションの商品ページに掲載するときに「縮小」を使います。
画像を「拡大」すると画像が荒くなります。一度「縮小」した画像を「拡大」してももとの画質は戻りません。失敗したときにやり直せるように、縮小する前の画像ファイルも保存しておくことをおすすめします。
ex. 「1280x1024ピクセル」の画像の幅を300ピクセルに縮小する場合
300÷1280×100≒23.4。小数点以下を繰り上げて24%で縮小すると307ピクセルになるので、「キャンバスのサイズ」で不要な部分を削除して300ピクセルに調整します。
または先に、「キャンバスのサイズ」で1280ピクセルを1250ピクセルに削除しておいて、〔サイズ変更/傾斜〕で24%に縮小すると幅300ピクセルになります。
※インチ、ピクセルについては下記の「画像ソフトで使う数字の単位」「解像度」参照。 このページのトップに戻る
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[2008/09/10]
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