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アリス関係資料
◇前編:『不思議の国のアリス』文庫版
◇続編:『鏡の国のアリス』文庫版
◇参考ページ:アリス本リスト
◇参考ページ:作者ルイス・キャロルについて
アリスの国の不思議なお料理
出版社:新潮社【新潮社文庫】 著者:ジョン・フィッシャー 訳者:開高道子 初版発行日:1983年3月25日 原題:ALICE'S COOK BOOK 単行本:1978.08文化出版局より刊行 表紙:永田萌 解説:芳村真理 |
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♪「アリス」に出てくる、または出てきそうな料理の作り方を「不思議の国」「鏡の国」の本文の断片とテニエルの挿絵を織り交ぜながら紹介している本です。イギリス料理だからおいしいんだかなんだかわかりませんね。
他にキャロルが食事のエチケットについて書いた文も収録されています。
♪単行本は1978年・文化出版局より刊行。
♪訳者の開高道子さんは開高健の娘さんですが、1994年に亡くなられました。
〈追記〉 2004年夏に、KKベストセラーズから装丁を変えて再刊されました。新書サイズで、イラストはテニエル。この本は amazon.co.jp から購入できます。
アリスのティーパーティー
出版社:河出書房新社【河出文庫】 著者:ドーマウス協会/桑原茂夫 本文・カバーデザイン:渋川育由 初版発行日:1986年12月10日 |
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♪副題〈Invitation to ALICE's Fantasy〉
♪1985年の映画『ドリームチャイルド』公開に関連して出版された本のようです。カバーと♪カバー・口絵に映画『ドリームチャイルド』の写真が使われています。
♪「不思議の国」「鏡の国」の注釈本。イラストや写真が多くてかわい造りです。
♪ドーマウス(Dormouse)というのは『不思議の国』のお茶会に出てくるヤマネ(ネムリネズミ)のことです。
チェシャ猫はどこへ行ったか
出版社:河出書房新社 著者:桑原茂夫 初版発行日:1996年4月25日 |
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♪副題〈Alice in the Dark Box/ルイス・キャロルの写真術〉
♪キャロルの写真家としての側面が「アリス」執筆に与えた影響はとても大きい。タイムマシンがあったら、キャロルの破棄した少女の写真が見てみたいものです。
「不思議の国のアリス」の誕生
出版社:創元社【「知の再発見」双書73】 著者:ステファニー・ラヴェット・ストッフル 監修:笠井勝子 訳者:高橋宏 初版発行日:1998年2月10日 原題:Lewis Carroll in Wonderland : The Life and Times of Alice and Her Creator |
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♪副題〈ルイス・キャロルとその生涯〉
♪キャロルの人生と時代背景を通して「アリス」の成立過程を追っています。。
♪キャロル自身が撮った写真や、同時代のイラストがいっぱいついていて、ぱらぱらめくるだけでも楽しい本です。
アリス幻想
出版社:すばる書房 編者:高橋康也 初版発行日:1976年 表紙絵:アーサー・ラッカム サイズ:20.5×18.5cm 装幀:中村政久 |
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♪アリスを媒介としたイラスト・エッセイなどのアンソロジーです。
♪雑誌『月刊絵本』1976年7月号の特集を単行本化
♪ちょっとグロなイラストもありますので大人向けの本です。
♪キャロル撮影の少女写真8点
【エッセイ】
高橋康也・海野弘・桑原茂夫・別役実・矢川澄子・生野幸吉・鈴木志郎康・なかえよしを・舟崎克彦・西江雅之・草森紳一
【ショートストーリー】
寺山修司(絵:薄奈々美)・金子國義(絵と構成)
【イラスト】
沢渡朔(写真)・鈴木康司・上野紀子・岡田大八・司修・安野光雅・建石修志・宇野亜喜良・大島哲以・渡辺逸朗・東逸子
【対談】種村季弘×高橋康也
不思議の国のアリスへの旅
出版社:河出書房新社 文:SORTIE編集室(糖衣社) 写真:山本光 初版発行日:2002年6月30日 表紙絵:ジョン・テニエル サイズ:A5版 |
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♪副題〈The Journey to "ALICE in Wonderland"〉
♪カラーの写真やイラストをたくさん使った雑誌のような印象の楽しい本です。アリスにゆかりの土地の現在の写真、いろんな書き手によるアリスの挿絵、映画や舞台のポスターも紹介しています。アリスをモチーフにしたお菓子や雑貨の作り方もあって、女性向きに作られています。
♪「SORTIE(ソルティ)」というのは糖衣社とう編集プロダクションが出している雑誌で、「TOKYO JOURNAL増刊」の季刊誌だそうです。《フランスの文化が好きな人向けの雑誌》らしいです。
不思議の国のアリス
出版社:日本ヴォーグ社 作品製作:工藤和代 協力:株式会社海洋堂 北陸製菓株式会社 初版発行日:2003年5月31日 サイズ:176×140mm |
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♪副題〈Heart Warming Life Series〉
♪海洋堂製作による「不思議の国のアリス」フィギュアを使ったジオラマ・ドールハウスのオールカラー写真絵本+作り方の解説。
♪撮影に使用されたフィギュアは、村田明玄氏による原型を使用。市販品(食玩)とは細かい部品や色塗りが異なります。
♪初版限定で《消えかかるチェシャ猫》のフィギュア付き。
鏡の国のアリス
出版社:日本ヴォーグ社 作品製作:工藤和代 協力:株式会社海洋堂 北陸製菓株式会社 初版発行日:2003年12月12日 サイズ:176×140mm |
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♪副題〈Heart Warming Life Series〉
♪海洋堂製作による「鏡の国のアリス」フィギュアを使ったジオラマ・ドールハウスのオールカラー写真絵本+作り方の解説。「不思議の国のアリス」(工藤順子)の続編
♪撮影に使用されたフィギュアは、村田明玄氏による原型を使用。市販品(食玩)とは細かい部品や色塗りが異なります。
♪初版限定で《話を聞くアリス》オリジナルバージョンフィギュア+カットアウト付録30枚付き。《話を聞くアリス》は、「不思議の国」でグリフォンとウミガメモドキがカドリーユを踊るシーンのアリス。カットアウトは人形の背景や小物を印刷した厚紙。
ふしぎの国のアリス
出版社:竹書房(竹書房文庫DC-03) シリーズ:ディズニー・クラシックス3 原作:ルイス・キャロル 編訳:岡山徹 解説:柳生すみまろ 初版発行日:2003年6月7日 サイズ:文庫 |
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♪ディズニーの長編アニメ「ふしぎの国のアリス」"ALICE IN WONDERLAND" (1951) のノベライズ版。
♪ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をベースに、「鏡の国のアリス」の登場人物も加えた独自の脚本。
♪巻頭にアニメのカラースチール写真16ページ付き。
「不思議の国のアリス」を英語で読む
出版社:筑摩書房【ちくま学芸文庫】 著者:別宮貞徳(べっく・さだのり) 初版発行日:2004年8月10日 サイズ:文庫(横書き) |
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♪ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」原文を、元のジョークなど考察しながら英文読解する。歯ごたえがあって面白い。
♪元本は1985年5月にPHP研究所より刊行。
翻訳の国の「アリス」
出版社:未知谷 著者:楠本君恵 初版発行日:2001年3月10日 副題:ルイス・キャロル翻訳史・翻訳論 |
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♪ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」が、日本語など英語以外の言語にどのように訳されているか比較研究した本です。
♪日本語訳は初期の明治〜大正時代のものを中心に、日本語固有の翻訳の問題点をあげています。他に、フランス語・ドイツ語・ロシア語訳もとりあげています。
キャロル大魔法館
出版社:河出書房新社 編集:ジョン・フィッシャー 訳者:高山宏 初版発行日:1978年11月24日 原題:THE MAGIC OF LEWIS CARROLL サイズ:A5判ハードカバー(横書き) |
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♪キャロルが考え出したゲームやパズルを集めた本の体裁をとりながら、キャロルの生涯を織り込んだ伝記になった贅沢な本です。
♪テニエルの描いたアリスのさし絵や、キャロル自身のイラストも多数収録。しかし文字が多くて小難しい論理を駆使しているので、一般人が読み込むのは相当難しい本です。『不思議の国の論理学』(柳瀬尚紀:編訳)の5倍ぐらい内容が詰めこまれています。
アリスの国の不思議なお料理
出版社:KKベストセラーズ 著者:ジョン・フィッシャー 訳者:開高道子 初版発行日:2004年8月15日 原題:ALICE'S COOK BOOK 単行本:1978.08文化出版局より刊行 サイズ:新書判ハードカバー(横書き) 装幀:芥 陽子(cozfish) |
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♪上で紹介している新潮社文庫版の新装版。内容もほぼ同じ。装幀が読みやすくなって素敵です。「cozfish」は人気ブックデザイナーの祖父江慎さんが主宰するデザイン事務所です。
アリス −リンゼイ・ケンプ・カンパニー写真集
編集:テイト・コーポレーション 写真:リチャード・ホートン、喜久津能規 初版発行日:1990年11月6日 サイズ:四六判ハードカバー48ページ(横書き) デザイン:宇治 晶デザイン室 |
♪リンゼイ・ケンプ・カンパニー(Lindsay Kemp Company)はイギリスの前衛舞踏集団です。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を原作にした舞台『アリス』は欧米で人気を博し、日本でも二十年前から何度か公演が行われています。
♪この本は『アリス』日本公演のプロデューサー又平亨氏のイベント企画会社テイト・コーポレーションが1990年に発行した四六判48ページの小型カラー写真集です。ISBNもついていないので、書店に流通した書籍ではなく公演のパンフレットの一種かもしれません。
♪中身は『アリス』の舞台のスチール写真(文章なし)と、キャスト表2ページ、リンゼイ・ケンプ・カンパニーについての解説2ページ(又平亨:文章)です。
《主なキャスト》
ルイス・キャロル、チェシャ猫、白い騎士……リンゼイ・ケンプ
アリス……ヌリア・モレノ
母、ハートの女王、アヒル……インクレデイブル・オーランド
父、公爵夫人、気ちがい帽子屋、ドド……ニール・カプラン
ふしぎの国のアリスの算数パズル
出版社:さ・え・ら書房 著・訳:山崎直美 初版発行日:1983年10月 副題:ルイス・キャロル作『ふしぎの国のアリス』をもとにして サイズ:よこ19×たて22.5cmハードカバー(横書き) |
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♪『ふしぎの国のアリス』の名場面の抄訳と、パズルを織り交ぜた絵本。イラストはテニエル。キャロルの撮影した写真もあります。
♪パズルは算数パズルを基本に言葉ゲームなどで、名場面に即した内容。小学校高学年ぐらいなら理解できると思います。
鏡の国のアリスの算数パズル
出版社:さ・え・ら書房 著・訳:山崎直美 初版発行日:1985年9月 副題:ルイス・キャロル作『鏡の国のアリス』をもとにして サイズ:よこ19×たて22.5cmハードカバー(横書き) |
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♪『鏡の国のアリス』の名場面の抄訳と、パズルを織り交ぜた絵本。イラストはテニエル。キャロルの撮影した写真もあります。
♪パズルは算数パズルを基本に言葉ゲームなどで、名場面に即した内容。チェスのコマの進め方も説明しています。小学校高学年ぐらいなら理解できると思います。
[2006/03/18]
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