漢字の説明・分類に用いられる基本用語(1)
部首/字体/書体/文字コード
◆部首(ぶしゅ)
漢字を構造で分類する基準となる、共通の構成部品。大きく7種に分類します。
偏(へん) ・旁(つくり)・冠(かんむり) ・脚(あし) ・繞(にょう)・垂(たれ)・構(かまえ)
◆字体
それぞれの文字に特徴的な形。字形。一つの字についても、字画の違いによって、新字・旧字、正字・俗字などと区別します。
◆書体
文字を記す一貫した様式。フォント。
明朝体、ゴシック体、行書、楷書など。
◆文字コード
文字や記号をコンピューターで扱うために、それぞれの文字に割り当てられた固有の符号、バイト表現。
日本語で使われる主な文字コード体系はShift_JIS(シフトジス)、EUC、Unicode(ユニコード)、UTF-8 、UTF-16など。
文字数が多い漢字を扱う日本語では文字コードの統一が遅れ、異なる文字コードでデータを受け渡しすると違う文字が表示される「文字化け」という問題が生じます。
2024年現在、インターネットで標準の文字コードはUTF-8 。
例えば「漢」の文字コード(コード番号)は、シフトJISコードでは「3441」、UTF-8では「6F22」。
パソコンのIMEが日本語入力できる状態で「3441」または「6F22」と打ち込んで、「F5キー」を押すと選択肢に「漢」の字が出てくるはず。
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