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家紋027/万字・卍(まんじ)の作図・描き方

〔家紋の描き方〜画像編集の基礎基本032〕

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万字・卍(まんじ)/家紋027

紋所の名。「卍」にかたどった文様。直角に折れた鉤形(かぎがた)を同じ向きにして、中心から四方向に配した模様。

古くはインドのヴィシュヌ神の胸部にある旋毛(=太陽の光)をかたどった、功徳円満の象形。仏像の胸に描き、吉祥万徳の相とする。
インド・仏教文化圏以外でも、古くから世界中で使われる吉祥文様。
右旋・左旋の両種があり、日本の仏教では主に左旋(卍)を用い、寺院の地図記号などにも用いる。

基本の万字紋は、正方形に4本の線を入れただけの左卍。
万字(まんじ)(家紋)

ペイントでの「万字」の描き方フォトショップエレメンツ5での「万字」の描き方
※白黒反転・画像サイズの調整は「家紋001/石持(こくもち)」の描き方参照

■■ペイントでの「万字(まんじ)」の描き方

(1) キャンバスサイズ160×160ピクセルの画像ファイルを作り、前景色を水色にしてキャンバスいっぱいの正円を描く。


(2) 全体を範囲指定してそのままコピー&ペースト。範囲指定したまま〔変形〕−〔サイズ変更〕で縦横それぞれ33%(もとの円の3分の1)に縮小し、中央に揃える。


(3) 斜めに対角線を引く。


(4) 前景色を黒色にして、外円と対角線の交点を結んで正方形を描く。


(5) 前景色を赤色にして、内円と対角線の交点から正方形に向かって直線を引く。


(6) 水色の下絵線を消し、正方形の内側を黒く塗りつぶす(赤色の線は残す)。


(7) 赤色の線を白色に変更する。

《完成画像(白黒反転)》
万字(まんじ)(家紋)

■■フォトショップエレメンツ5での「万字(まんじ)」の描き方

「ペイントでの「万字」の描き方・作図」参照。

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[2009/08/27]
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