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家紋038/一つ枡(ひとつます)の作図・描き方

〔家紋の描き方〜画像編集の基礎基本043〕

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一つ枡(ひとつます)/家紋038

紋所の名。正方形の枠内に右上から左下に斜め線を引いた模様。
枡・升(ます)は液体・粉末・粒などの分量を量る四角い容器。
読み方が「増す」を連想させ縁起物とされる。

※「枡・升」の関連ページ
尺貫法@夏貸文庫

枡の上に1本棒を載せた模様は「枡に枡掻(ますにますかき)」。枡掻は枡に盛った穀類を縁と平らにするのに用いる短い棒。
枡を大中小と入れ子状態にしたものは「三つ入れ込枡」または「三枡文(みますもん)」とよぶ。


「一つ枡」と同じ形の約物「ます記号(枡記号)」は江戸時代から丁寧語の語尾(助動詞)の「ます」の置き換え(略字)としても使用された。
例文:「鏡餅あり〼」
2000年に制定されたJIS X 0213で文字コードとして採用され、一部のパソコンでは文章中に表示できる。

〼 
一つ枡(ひとつます)(家紋)
↑一つ枡(ひとつます)

枡に枡掻(ますにますかき)(家紋)
↑枡に枡掻(ますにますかき)


ペイントでの「一つ枡」の描き方フォトショップエレメンツ5での「一つ枡」の描き方

※白黒反転・画像サイズの調整は「家紋001/石持(こくもち)」の描き方参照

■■ペイントでの「一つ枡(ひとつます)」の描き方

(1) キャンバスサイズ160×160ピクセルの画像ファイルを作り、前景色を水色にして、正円と対角線を描く。


(2) 前景色を黒色にして、正円と対角線の交点をつないで太い線の正方形を描く。


(3) 正方形の右上から左下に斜めの直線を引く。


(4) 下書き線を消す。


《完成画像(白黒反転)》
一つ枡(ひとつます)(家紋)

■■フォトショップエレメンツ5での「一つ枡(ひとつます)」の描き方

「ペイントでの「一つ枡」の描き方・作図」参照。

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[2009/12/17]
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