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家紋041/轡(くつわ)の作図・描き方
〔家紋の描き方〜画像編集の基礎基本046〕
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轡(くつわ)/家紋041
紋所の名。太い円の中心に十字を重ねたつなげた形。轡紋。 外円と中の十字が離れた形は「丸に十字」(丸に十の字・丸に入り十字)、中の「十」の字が筆記体の文様は「丸に十文字」であり、「轡紋」とは別物である。 「轡(くつわ/口輪)」は騎乗用の馬具の一種。馬を制御する手綱〈たづな〉をつけるために、馬の口に含ませる金属製の道具。 いくつかの部品から成り立ち、口にくわえさせる部分は「馬銜(はみ)」、馬銜がはずれないように、その両端につけ、馬の口をおおう金具を「鏡板(かがみいた)」、手綱を結びつける引手を「七寸(みずつき)」、鏡板と七寸を結ぶ「遊輪(あそびわ)」、面懸(おもがい/馬の頭上に乗せる革製または布製の馬具)と鏡板をつなぐ部分の金具を「立聞(たちぎき)」という。 轡紋は、近世に多く用いられた、鏡板の円の中に十文字を入れた「十文字轡」をかたどったもの。 轡は戦さに関係ある武具なので、家紋とする武家も多かった。 甲斐源氏の小笠原氏から出た大草氏の代表的家紋。 |
↑轡(くつわ) ↑丸に十字(まるにじゅうじ) |
ペイントでの「轡」の描き方/ フォトショップエレメンツ5での「轡」の描き方
※白黒反転・画像サイズの調整は「家紋001/石持(こくもち)」の描き方参照
■■ペイントでの「轡(くつわ)」の描き方
(1) キャンバスサイズ160×160ピクセルの画像ファイルを作り、前景色を黒色にして、正円と縦横中央の基準線を描く。
(2) 全体を範囲指定してコピー&ペーストし、そのまま〔変形〕−〔サイズ変更〕では水平/垂直方向80%に縮小して、縮小した円をもとの正円の中央にそろえる。
(3) 全体を範囲指定してコピー&ペーストし、そのまま〔変形〕−〔サイズ変更〕では水平/垂直方向15%に縮小して、縮小した円をもとの正円の中央にそろえる。
(4) (3)の小さい円を基準にして、直線ツールで十字を描く。
(5) 外円と十字の内側を塗りつぶす。
《完成画像(白黒反転)》
■■フォトショップエレメンツ5での「轡(くつわ)」の描き方
「ペイントでの「轡」の描き方・作図」参照。
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[2010/03/17]
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