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家紋044/違い鷹の羽(ちがいたかのは)の作図・描き方
〔家紋の描き方〜画像編集の基礎基本049〕
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違い鷹の羽(ちがいたかのは)/家紋044
「鷹の羽(たかのは)」は紋所の名称。 矢に使う、鷹の尾羽をかたどった文様。 羽1枚だけの「一つ鷹の羽」、2枚の羽を横に並べた「並び鷹の羽」、2枚の羽を斜めに交差させた「違い鷹の羽」など種類が多い。 羽の模様にも変種が多い。 通常「違い鷹の羽」と言えば、根元が左側の羽を上にした模様をさす。 根元が右側の羽を上にした模様は「右重ね違い鷹の羽」と呼ぶ。 家紋では、羽を丸で囲んだ「丸に違い鷹の羽」がよく用いられる。 弓矢の象徴で武家に好まれた。 |
↑違い鷹の羽(ちがいたかのは) |
ペイントでの「違い鷹の羽」の描き方/ フォトショップエレメンツ5での「違い鷹の羽」の描き方
※白黒反転・画像サイズの調整は「家紋001/石持(こくもち)」の描き方参照
■■ペイントでの「違い鷹の羽(ちがいたかのは)」の描き方
(1) キャンバスサイズ160×160ピクセルの画像ファイルを作り、前景色を水色にして、正円と縦横斜めの基準線を描く。
(2) 正円と斜め線の交点(A)と正円と横線の交点(B)を結んだ線(C)と、斜め線と横線の間にあるもう1本の斜め線と(C)線の交点から正円の中央までの線(D)を導き出す。
(3) 別のペイントを立ち上げて新しいファイルを作り、(D)線を半径とする正円を描く。
(4) (3)で描いた正円を最初のファイルにコピーして、斜め線を基準に正円の対角に4つ配置する。
(5) 斜めに並んだ二つの正円を直線でつないで細長い円を描く。
(6) コピーや直線ツールを使って、羽の中心に2本線の芯や3本の羽模様を描きこむ。
(7) 余分な線を消す。
(8) 羽の内側の白い部分を水色で塗りつぶす。
(9) 図形全体をコピー&ペーストして、水平方向に反転させる。
※選択範囲のオプションは下の「透明な背景」。
(10) 図形全体を水平方向に反転させ左の羽を上にして、水色部分を白色に戻す。
《完成画像(白黒反転)》
「違い鷹の羽」の作図はこちらの本を参照。
◇『卍の魔力、巴の呪力—家紋おもしろ語り』
泡坂妻夫〈新潮社/新潮選書〉
P154-155参照
■■フォトショップエレメンツ5での「違い鷹の羽」の描き方
「ペイントでの「違い鷹の羽」の描き方・作図」参照。
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[2010/07/15]
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