基本６／正五角形の作図

〔家紋の描き方〜画像編集の基礎基本006〕

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基本６／正五角形の作図

「基準の丸」に内接する正五角形を描きます。
五角形は英語では「ペンタゴン（pentagon）」。

◆正五角形の条件

５辺の長さが等しい。
５個の内角がそれぞれ等しく１０８度（五角形の内角の和は５４０度）。

ペイントでの「正五角形」の描き方／ペイントでの「正五角形」の描き方

「五つ割り（いつつわり）」は、円の中心を５等分する方法です。
１つの中心角は７２度（３６０度の５分の１）になります。
ペイントでの「五つ割り」の描き方／フォトショップエレメンツ5での「五つ割り」の描き方

■■ペイントでの「正五角形」の描き方

その１＞コンパスを使う正五角形の描き方の応用（真面目な作図）

(1) キャンバスサイズ160×160ピクセルの画像ファイルを作り、前景色を水色にして正円を描き、垂直と水平の平行線を引く。選択範囲のオプションを「透明な背景」にする。こちらのキャンバスで作業する。
(2) 別のペイントを立ち上げ、キャンバスサイズ160×160ピクセルの画像ファイルを作り、前景色を黄緑色にして正円を描き、垂直と水平の平行線を引く。黄緑色の正円の中心を〔a〕とする。

(3) 黄緑色の正円の左半分を範囲指定してコピーしてクリップボードに保存。水色の円の右半分にクリップボードのデータをペーストし、黄緑色の半円と水色の半円の交点を通る垂直線を引く（半径の半分の位置〔B〕が求められる）。

(4) 黄緑色の正円を水平方向111%、垂直方向111%の177×177ピクセルに拡大する。
(5) 黄緑色の正円をすべて範囲指定してコピーしてクリップボードに保存。水色の円の右半分にクリップボードのデータをペーストし、「黄緑色の正円の中心〔a〕」と「水色の正円の半径の半分の位置〔B〕」が重なるように配置する。（黄緑色の正円は「半径の半分の位置〔B〕」から「水色の正円の上部と垂直線の交点〔C〕」を半径とする。）ここでペーストした黄緑色の正円と水色の水平線の交点を〔D〕とする。
※[C]と[D]は[B]を中心とする同じ円周上にあるので、BC＝BDの長さ。

(6) 黄緑色の正円を水平方向107%、垂直方向107%の189×189ピクセルに拡大する。
(7) 黄緑色の正円をすべて範囲指定してコピーしてクリップボードに保存。水色の円の上半分にクリップボードのデータをペーストし、「黄緑色の正円の中心〔a〕」と「水色の正円の上部と垂直線の交点〔C〕」が重なるように配置する。（黄緑色の正円は「水色の正円の上部と垂直線の交点〔C〕」から「(5)で求めた〔D〕」を半径とする。）ここでペーストした黄緑色の正円と水色の正円の交点を〔E〕とする。
※[D]と[E]は[C]を中心とする同じ円周上にあるので、CD＝CEの長さ。この長さが正五角形の１辺の長さとなる。

(8) 177×177ピクセルの黄緑色の正円をもう一度コピー＆ペーストし、「黄緑色の正円の中心〔a〕」と「(7)で求めた〔E〕」が重なるように配置する。ここでペーストした黄緑色の正円と水色の正円の交点を〔F〕とする。

(9) 前景色を黒色にして、〔C〕と〔E〕、〔E〕と〔F〕を直線でつなぐ。〔キャンバスの色とサイズ〕でキャンバスのサイズを160×160ピクセルに戻しておく。

(10) キャンバス左半分を範囲指定してコピー＆ペーストし、水平方向に反転し右半分に重ねる。

(11) 〔F〕から水平に右方向に直線を描く。

(12) 不要な下書き線を消して完成。

その２＞文字ツールを使う（手抜きの作図）

(1) 前景色を水色にして、〔文字ツール〕で「☆」マークを入力する。全体を範囲指定して適当な大きさに拡大縮小する。

(2) 前景色を黒にして、〔直線ツール〕で「☆」マークの５つの頂点を結ぶ。

■■フォトショップエレメンツ5での「正五角形」の描き方

(1) 〔メニューバー〕−〔ファイル〕−〔新規〕−〔白紙ファイル〕で「160×160ピクセル」のファイルを作る。
(2) 「描画色：水色」に設定。〔ツールボックス〕−〔楕円形ツール〕を使い、〔Shift〕キーを押したままドラッグして正円を描く。
(3) 〔メニューバー〕−〔フィルタ〕−〔表現手法〕−〔輪郭検出〕で正円の輪郭線を描く。
(4) 「描画色：黒」に設定。〔ツールボックス〕−〔多角形ツール〕を使い、オプションバーで辺数を「5」、半径を「80px」に設定。画像の中心からドラッグして正五角形を描く。

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