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安野光雅／絵本＞だまし絵
▼安野光雅の本棚
※旅の絵本は別ページに分離しました。 (NEW 2008/05/27)
| だまし絵 | ||
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ふしぎなさーかす ふしぎなえ ＡＢＣの本 あいうえおの本 安野光雅の画集 |
天動説の絵本 もりのえほん 蚤の市 さかさま 空想の繪本 |
おとぎの国の郵便切手 おおきなもののすきなおうさま にこにこかぼちゃ あけるな サンタクロースのふくろのなか |
※※※付記の《NDC》は日本十進分類法の略。
※※※本のサイズは縦×横。
だまし絵
ふしぎなさーかす
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出版社：福音館書店 サイズ：26×19.5cm 初版発行日：1971年7月1日 内容：だまし絵 初出：月刊予約絵本《こどものとも》184号 |
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♪我が家にある最初の安野光雅本です。一般書店で買ったのではなく、兄が幼稚園で毎月購読していた中の一冊でした。
♪現在市販の本は1981年1月初版。
♪夜中に密かに公演されるふしぎなサーカス。エッシャーの影響が見られます。
ふしぎなえ
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出版社：福音館書店 サイズ：27×20cm、28p 初版発行日：1971年3月1日 内容：だまし絵,小人 英語題：Strange Pictures 初出：1968年3月1日 こどものとも刊行 付記：NDC913 |
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♪安野さん初出版の絵本です。エッシャー風のありえない景色の中を、お揃いの帽子の小人たちが動き回ります。
♪エッセイ『空想工房』にこの作品の解説が載っています。
♪参考：M.C.エッシャーの本
ＡＢＣの本
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出版社：福音館書店 サイズ：26×23cm、64p、箱入 初版発行日：1974年10月1日 副題：「へそまがりのアルファベット」 内容：だまし絵 付記：NDC830 ←（左）本体、（右）箱 |
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♪エッセイ『空想工房』『空想犯』に解説があります。
♪木製のアルファベットとそれを頭文字にもつ物を描いています。
あいうえおの本
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出版社：福音館書店 サイズ：22×20cm、104p 初版発行日：1976年2月20日 内容：隠し絵,日本 付記：NDC811 |
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♪1976年の初版から、2004年3月で第45刷の人気の絵本。
ＡＢＣの本の姉妹本です。
木で作ったひらがなと、そのことばではじまる物が描かれています。よく見ると、絵の周りの飾りの線画も、そのことばで始まる植物や物が描かれています。
本の後ろのほうに「このほんに でてくるものの てびき」で、書いてあるものの名前が列記してあります。
安野光雅の画集
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出版社：講談社 サイズ：27×22cm、64p 初版発行日：1977年12月20日 副題：「ANNNO1968〜1977」 内容：だまし絵 初出誌：「数理科学」他 付記：NDC720 |
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♪不思議な絵に名著の章句を添えて…。
♪雑誌「数理科学」などに掲載したカラーのだまし絵に、詩のように不可思議なタイトルと、ブラッドベリの小説や宮沢賢治の詩、科学エッセイなどから選りすぐった短文を下部に添えています。
天動説の絵本
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出版社：福音館書店 サイズ：26×23cm、48p 初版発行日：1979年8月5日 副題：「てんがうごいていたころのはなし」 内容：天文学,歴史 付記：NDC440 |
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♪人類はどうやって地球が丸いことを認識したかというお話。
♪現代は地球が自転している「地動説」が証明されています。しかし、昔の人には地面は動かないで天が動いている「天動説」の方が理解しやすい考え方でした。一部の学者がふりこの実験から「地動説」を唱えたとき、彼らはひどい迫害を受けました。彼らが正しことを証明したのは、富を求めて船出した冒険者たちでした。
♪対象読者は小学校中級〜大人。巻末に地動説に関する大人向けの説明がついています。
もりのえほん
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出版社：福音館書店 サイズ：27×20cm、32p 初版発行日：1981年2月25日 英語題：Anno's Strauge Woods 内容：森,隠し絵 初出：1977年10月、こどものとも発行 付記：NDC913 |
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♪森の景色の中に隠された動物たち。巻末に解答が書いてあります。
蚤の市
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出版社：童話屋 サイズ：26×21.5cm 初版発行日：1983年10月31日 内容：街並 付記：NDC913 |
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♪旅の絵本に似ているけど、道具を目立つように描いているところに特徴があります。
♪ちなみにフリーマーケット(flea market)を直訳すると「蚤の市」。「自由市場」ではありません。
さかさま
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出版社：福音館書店 サイズ：19.5×26.5cm 初版発行日：1985年11月20日 英語題：Upside-Down 内容：トランプ,ファンタジー 付記：NDC913 初出：1969年11月、こどものとも発行 |
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♪トランプの国の王様や兵隊が出てくるファンタジーってアリスっぽい。ジョーカーはチェシャ猫。
♪『空想工房』に解説あります。
空想の繪本
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出版社：講談社 サイズ：17.5×19.5cm 初版発行日：1999年10月20日 内容：だまし絵 初出誌：「数理科学」他 付記：NDC721 |
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♪過去に雑誌で発表したちょっと不思議な絵と安野さん自身による解説。
おとぎの国の郵便切手
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出版社：岩崎書店 サイズ：13.5×19cm 初版発行日：2000年5月11日 内容：童話,ユーモア,切手 付記：NDC720 |
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♪「ピーチボーイ」以外は「親子読書」1984.01〜1982.12月号連載
♪架空の国で切手を発行するため修行中の絵描きに図案を描かせるという設定です。日本のおとぎ話を西洋風の格好で描いたり、西洋のおはなしを日本の風俗で描いたりしています。
♪あとがきのところに安野さんの描いたふるさと切手を貼付しています。中国郵政局発行の本物の80円切手で、島根県津和野のＳＬが描かれています。
おおきな ものの すきな おうさま
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出版社：講談社 サイズ：21×29cm、28P 初版発行日：1976年8月16日 内容：創作童話 付記：NDC913 |
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♪子ども向け創作童話。
♪おおきなものが好きで、ベッドでも食器でも虫歯を抜くためのくぎぬきでも必要以上に巨大なものを作らせるわがままな王様。人工物を大きくさせることはできても、チューリップ（生命）を大きくすることはできませんでした。という寓意らしい（あとがきより）。
もっとも、人間は生命にいろいろ手を加えて「青いバラ」とか「遺伝子操作したトウモロコシ」など作り出してきたのだから、何十年も根気よく研究すれば「おおきなうえきばち」に似合う「おおきなおおきなちゅーりっぷのはな」も咲かせられる気がします。「鶏を割（さ）にいずくんぞ牛刀を用いん」とも思うけど、そういう向上心が文化を発展させてきたと思うと無駄ではないかもしれません。
♪ひかりのくに社の月刊誌に掲載されたものを、加筆修正して単行本化。
にこにこかぼちゃ
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出版社：童話屋 サイズ：22×18cm、24P、透明プラスチック板２枚付属 初版発行日：1988年5月12日 内容：しかけ絵本 付記：NDC913 |
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♪植物図鑑のようなしかけ絵本。
♪本文は野菜や果実の写実的なカラーの絵が並んでいるだけです。これだけでもきれいですが、巻末に付属の透明プラスチック板に印刷された「顔」を野菜や果実に重ねると、にこにこ顔や困った顔のかわいい表情が見えてきます。本文の文字は野菜や果実の名前だけで、プラ板の使い方は説明されていません。読む人が自由に使うことができるしかけです。
あけるな
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著者：谷川俊太郎（作）／安野光雅（絵） 出版社：ブッキング サイズ：30×21.5cm、32P 初版発行日：2006年11月30日 内容：創作童話 付記：NDC913 |
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♪詩人・谷川俊太郎と絵本作家・安野光雅のコラボレート。
♪「あけるな」と書かれた扉を開けて行き着く先は……。子どもから大人までどきどきさせられる絵本です。
♪１９７６年に銀河社から発行され、長い間絶版状態でしたが、ブッキングが運営する「復刊ドットコム」に集まったファンのリクエスト投票により復刊されました。
◆復刊ドットコム
◇『あけるな』（復刊ドットコム通販ページ）
サンタクロースのふくろのなか
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著者：安野光雅（文・絵） 出版社：童話屋 サイズ：25×25.8cm、20P 初版発行日：2006年10月24日 内容：だまし絵 付記：NDC913 |
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♪安野さんが気の向くままに絵を描き込む過程を追う絵本です。同じ画面の絵にがページが進むごとにいろいろな描き込みが増えていきます。特にテーマはありません。これらの絵をひとくくりで言い表したことばが「サンタクロースのふくろのなか」です。
♪絵の間に挟まれた文章はほとんど絵とは関係ありません。オチもありません。というかあの文章を真面目に深読みしたら怖いかも。絵はかわいらしいけど大人向けです。正直、読む人を選ぶ本です。ぱっと見かわいく背後に闇を感じる不気味なところが好きですけど。
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[2008/05/27]
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