『「クリーン発電」がよくわかる本』
山本良一/監修
発売年月:2005.12.01
体裁:A5判ソフトカバー 160ページ・横書き
定価:1,785円(本体 1,700円)
◇東京書籍株式会社
(出版社公式サイト)
▽「クリーン発電」がよくわかる本 [東京書籍株式会社]
(内容、目次)
原子力発電事故による電力不足で、安全な発電に関心を持った人にオススメの本。
今話題の「クリーン」といわれる発電に焦点をあてた、初心者にもわかる入門書。
太陽光発電から風力発電、バイオマス、潮汐、水力などの自然エネルギーを使った発電から、燃料電池などの新技術さらにコージェネレーション、マイクログリッド(分散型電源)といったクリーン発電を取り巻くシステムまで。
いま話題の「クリーン」と言われる発電について基本的なしくみ、環境への影響、コスト、日本・世界での状況、現状、効率性、実効性、長所・短所などの「基礎知識」をわかりやすく解説。
各項目見開き2ページで、図表を用いてわかりやすくポイントをまとめています。
自分で発電システムを持つだけでなく、クリーン発電の出資者になることでサポートするなど、個人でできる取り組みを紹介。
《内容》
▼第1章 なぜクリーン発電か?
地球・自然環境/地球温暖化/京都議定書/エネルギー事情/原子力発電/自然エネルギー
▼第2章 恵みの太陽光発電
太陽光発電・太陽電池
▼第3章 明日をになつ燃料電池
燃料電池/コージェネレーションシステム/バイオガス
▼第4章 風と水がエネルギーを作る
風力発電/水力発電(水路式とダム式)/小水力発電
▼第5章 クリーンエネルギーがいっぱい
潮汐発電/海流発電/海水温度差発電/地熱発電/バイオマス燃料と発電
ゴミ発電/クリーンエネルギー自動車/ビオトープの浄化システム
▼第6章 自分で参加できるクリーン発電
電力自由化/自然エネルギー促進/グリーンファンド(基金・出資)
環境負荷の少ないサービスや製品の購入/省エネ
【消費者も企業も変わっていく】
《新エネルギー》
太陽光発電/風力発電/太陽熱利用/温度差エネルギー/
廃棄物発電/廃棄物熱利用/廃棄物燃料製造/
バイオマス発電/バイオマス熱利用/バイオマス燃料製造/
雪氷熱利用/クリーンエネルギー自動車/
天然ガスコージェネレーション/燃料電池
新エネルギーはコストや安定性など問題点も多いけど、原子力発電に頼るより将来有望だと思います。
原発に頼らないと日本はやっていけないと言うのは、原発建設などで儲ける人が自分の利益のために言っているだけじゃないの。事故が起きなくても、現場の人たちは放射能にさらされ危険な思いをして作業しているのに。