2012年6月21日(木)は夏至/1年でもっとも昼が長い日といちじく田楽

2012年6月21日(木)は夏至です。
■夏至(げし)
二十四節気のひとつ。太陽の黄経が九〇度に達する時。太陽が最も北に寄り(北回帰線の真上)、北半球では昼が一番長い日で夜が最も短い日。
北極では太陽が沈まず、南極では太陽が現れない。
2012年の太陽の黄経が90度に達する時間:6月21日 8時09分
二十四節気および雑節/平成24年(2012)(国立天文台)
国立天文台 天文情報センター 暦計算室
太陽・月・星など天体の運行の予測のほか、日本の暦、カレンダーの基準となる資料を提供。


しかし夏至の日が日の出時刻が最も早くて日の入り時刻がもっとも遅いわけではありません。
日本では、一年で日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろで、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろです。



ヨーロッパでは夏至祭などの行事が盛んに行われます。
>この日欧州では夏至の火をたき,燃える輪をころがして衰え始める太陽の力を引き戻そうとし,綱引や模擬戦をして夏と冬,善と悪の闘争を象徴する。古代ローマでは平民や奴隷の歓楽の祭日であり,英国や北欧では恋の祝祭日であった。また魔女や妖精などの超自然的存在が地上に姿を現わし,水や草花が異常な呪力をもつ日で,水浴や舟遊びなども行なわれた。キリスト教会はこの民俗的な水の儀礼を洗礼者ヨハネに結びつけ,夏至をヨハネ祭(6月24日),前夜祭(23日)として祝う。
(マイペディア:平凡社)
夏至は英語で「the summer solstice」


日本では愛知県安城市など三河地方で、夏至の日に無花果田楽を食べる風習があるそうです。
安城の隣の岡崎に長年住んでいるけど、今日初めて知りました。
安城はイチジク栽培が盛んで、地元の店で安くて美味しいイチジクがこれから夏の間食べられます。完熟したものをそのまま食べるのが大好きです。露地栽培もよく見かけます。
いちじくの田楽(レシピ)|JAあいち経済連園芸部ホームページ
ネットで情報を見ても、実際に夏至にいちじく田楽を食べている人の話は見かけません。
そもそも愛知でいちじく栽培が本格化したのは昭和40年代に入ってから。そんな古い風習ではないでしょう。6月に店頭に出ているイチジクはハウス栽培で、露地栽培はまだ青くて、出荷は8月ごろです。
無花果田楽も安城駅前の鰻屋の創作料理のようです。
私は夏至の日ではなく、旬になってから生のイチジクをいただきます。

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