■トーベ・ヤンソン生誕100年記念「MOOMIN!ムーミン展」
MOOMIN EXHIBITION
トーベ・ヤンソンが描いたムーミン童話の原画の展示会。
フィンランド・タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵する約200点の貴重な原画・習作を展示。
うち150余点が日本初公開。
2014年から2015年に日本全国を巡回し、名古屋の松坂屋美術館が最後の開催地となります。
◇「MOOMIN!ムーミン展」全国巡回中!|月刊MOE
◇トーベ・ヤンソン生誕100年記念 MOOMIN! ムーミン展 松坂屋美術館|松坂屋名古屋店
開催期間:2015年4月25日(土)~5月17日(日) 会期中無休
開館時間:10時~19時30分 (入館は閉館30分前まで)
※最終日5月17日は18時閉館
会場:松坂屋美術館 松坂屋名古屋店 南館7階(名古屋市中区栄)
主催:松坂屋美術館、中日新聞社
後援:フィンランド大使館
協力:タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館、フィンエアー、フィンエアーカーゴ、
タトル・モリ エイジェンシー、講談社、谷口千代
企画制作:東映
松坂屋美術館のムーミン展に行ってきました。
入館料は一般1000円ですが、松坂屋美術館サイトの特別ご優待割引券のページをスマホで表示して窓口で見せると、200円割引の800円になりました。
展示物は撮影禁止ですが、会場入り口前の椅子と、展示の最後のジオラマはカメラ撮影可能です。カメラをもっていくといいですよ。
撮影可能のジオラマ「ムーミン谷の地図」はムーミン谷の模型にキャラクターを配して名場面を再現したもの。人形制作:谷口千代、ジオラマ制作:小長井直樹。2014年作品。トーベと弟のラルスがボードゲームのために描いたイラストがベース。谷口さんは生前のトーベと親交があった人形作家。
実際に会場で原画を見ると「小さい」。
単行本の挿絵が実物大ぐらい。
大きな絵ではないので近づいて見たほうがいい。
インク画だけど、ほぼ描き直しはみられない。保存がよくきれい。
本文と絵が組み合わさったページは印刷用の指示が書き込んである。
ほとんど原作の挿絵とその習作。作者が絵を描きながら物語をふくらませているのがわかる。
水彩画も少し。
ムーミン谷の地図、書き込みが細かい。もう少し大きい絵かと思っていた。
展示は自然とか季節とかテーマに合わせて絵を展示。
キャラクターだけでなく、背景の海や植物の描写にも注目させる。
途中のモニターで原作童話1作ごとのストーリーを紹介するビデオを流していた。
会場入り口にトゥーリッキ・ピエティラが作ったムーミン立像。
会場出口に物販ブース。
ぬいぐるみや指人形、ポーチ、エコバッグ、お菓子など。
発売元がみんな東映だけど、アニメ絵ではなく原作絵のグッズ。
図録やポストカードは、ムーミン本を揃えている人なら目新しいものはなし。
関連書籍がワゴンの半分ぐらいでほとんど絵本なのが残念。特装カバーの文庫本がたくさんありました。マニア向けよりライトファン向け。美術展のように関連する研究書が見たかった。
買った物。ムーミン展オリジナルグッズ。(消費税込)
A4クリアファイル 345円
チケットファイル 291円
ロールシール 540円×2種類
マスキングテープ(大) 734円
マスキングテープ(小) 410円
チョコレート(缶ケース入り) 864円
合計……3724円
そんなに買うつもりはなかったのに、限定マスキングテープでつい……。
マスキングテープとロールシールの製造元は「KUMA(有限会社くま)」岡山県倉敷市の会社。
◇三宅商店(通販ショップ)マスキングテープ
ムーミン公式サイトに会場限定マスキングテープ とロールシールの紹介。
▽【限定】マスキングテープ 「MOOMIN! ムーミン展」会場で発売中! – ムーミン公式サイト
▽【MOOMIN!ムーミン展 限定】ムーミンロールシール – ムーミン公式サイト
缶入りチョコレートはゴンチャロフ製菓(神戸)。
スチール缶は約19.8×9.8×2cm。
「ムーミン谷の冬」の氷上で逆立ちするムーミンとスケート靴を履いたミィのイラスト。ムーミン展のロゴ入り。赤ベースに白黒イラスト。
中のチョコレートは90g。アルミ包装の一口サイズチョコレート20粒。
《関連ページ》
ムーミン童話作品リスト〈夏貸文庫〉
原作本、関連本紹介ページ
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図録『ようこそ!ムーミン谷へ~ムーミン谷博物館コレクション』(講談社)