ルキノ・ヴィスコンティ監督の1971年公開の映画『ベニスに死す(Death in Venice)』を日テレ(関東ローカル)で2020年3月2日深夜に放送します。
舞台は1911年のイタリア・ベニス(ヴェネツィア)。
街で疫病がひっそりと流行する澱んだ空気が、今の世界と重なります。
テーマ曲にグスタフ・マーラーの交響曲第5番・第4楽章アダージェットを使用。
50年前は絶世の美少年だったビョルン・アンドルセンが、今年公開の映画「ミッドサマー」ですっかりおじいさんになって登場し、時の流れを感ます。
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番組名:映画天国「ベニスに死す」
チャンネル:日テレ(地上波放送)関東ローカル
放送日時:2020年3月2日(月) 25時59分~27時59分
ただひたすらに美しい、愛と死の一大交響詩。壮麗な水の都を舞台に巨匠ビスコンティが描き上げる、究極の「美」
《出演者》
新作映画紹介:佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)
▽あらすじ
ドイツの高名な老作曲家アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は静養の為に赴いたベニスで、究極の美を体現したような美少年タージオ(ビョルン・アンドルセン)に出会う。ゆるくカールした金髪と澄んだ碧眼の瞳。まるでギリシャ彫刻のようなタージオにアッシェンバッハは次第に心を奪われてゆく…。
《スタッフ》
制作:1971年 イタリア/フランス
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
原作:トーマス・マン
キャスト:ダーク・ボガード,ビョルン・アンドレセン,シルヴァーナ・マンガーノ
上映時間:131分(カラー)
◇映画天国|日テレ
番組公式サイト
▽美少年が老作曲家を惑わす…ビョルン・アンドレセン出演「ベニスに死す」今夜放送 – 映画ナタリー
>ドイツの高名な老作曲家アッシェンバッハが、絶世の美少年に心奪われ破滅へと向かうさまを耽美的に描いた本作。アッシェンバッハにはイギリスの俳優ダーク・ボガードが扮した。
>タージオを演じたビョルン・アンドレセンは、当時”世界一の美少年”と謳われ一世を風靡した。現在65歳のアンドレセンは、全国で上映中の「ミッドサマー」に祝祭に参加する老人役で出演している。
▽映画史に残る不朽の名作『ベニスに死す』映画天国でオンエア | cinemacafe.net
>ドイツの高名な老作曲家アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は静養のために赴いたベニスで、究極の美を体現したような美少年タージオ(ビョルン・アンドレセン)に出会う。ゆるくカールした金髪と澄んだ碧眼の瞳。まるでギリシャ彫刻のようなタージオにアッシェンバッハは次第に心を奪われてゆく…というストーリー。
>アッシェンバッハ役には『召使』『ダーリング』で英国アカデミー賞に、『わが恋は終りぬ』ではゴールデングローブ賞にノミネート、ヴィスコンティ作品には本作のほか『地獄に堕ちた勇者ども』にも出演しているダーク・ボガード。
>タージオ役には本作への出演で一躍アイドル的な人気を博し、日本でも熱狂的なファンを生んだビョルン・アンドレセン。またタジオの母役で『デューン/砂の惑星』などのシルヴァーナ・マンガーノも出演する。