『リスト 3つの夜想曲 《愛の夢》 [歌曲版付] (zen‐on piano library)』
〔全音ピアノライブラリー〕日本語解説
野本由紀夫：校訂／渡辺健二：運指
出版社: 全音楽譜出版社; (2008/3/14)
楽譜／菊倍版（30 x 22 x 0.4 cm ）: 40ページ （４曲）
フランツ・リスト作曲のピアノ独奏曲「3つの夜想曲 《愛の夢》」全３曲（1850年）と、「《愛の夢》第3番」の歌曲版（1843年頃作曲）を収録。
野本由紀夫による校訂、渡辺健二による運指・ペダル、さらに歌詞の対訳がついています。
歌曲版の楽譜は、歌と合わせるだけでなくヴァイオリンやフルートなど、他の楽器との演奏など、さまざまな用途にお使い頂けます。
◇リスト：3つの夜想曲《愛の夢》[歌曲版付]：全音ピアノライブラリー｜全音オンラインショップ
（商品の紹介）

◇リスト / 愛の夢－3つのノクターン Liszt, Franz / Liebestraume – 3 Notturnos ピアノ曲事典 | ピティナ・ピアノホームページ
（「愛の夢」について解説）
「愛の夢」は元はソプラノのための独唱歌曲として書かれた作品。1850年にピアノ独奏曲としてリスト自身で編曲し直し「愛の夢－3つの夜想曲（ノクターン）（Liebestraume – 3 Notturnos）」として出版した。
第１番「高貴な愛」第２番「私は死んだ」 はドイツの詩人ヨハン・ルートヴィヒ・ウーラントの詩、第３番「おお、愛しうる限り愛せ」 はドイツの詩人ヘルマン・フェルディナント・フライリヒラートの詩に曲をつけた。
現代では第３番のピアノ独奏版が有名。優美さと情熱を併せ持つ作品。
この作品での「愛」とは恋愛ではなく理想の人類愛であり、スケールの大きい崇高な世界を謳いあげている。
第３番では、頭がいいけど口が悪くて素直でない若い娘に、年上の余裕のある男性が語りかける。素直に愛さず言葉で傷つけると、相手が亡くなってから墓場の前で後悔することになるというブラックユーモア。〈命短し恋せよ乙女〉。
◇愛の夢 3つのノクターン (リスト) – [ピアノレパートリーガイド]
（曲の試聴）

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