ヴェルディ「アイーダ(Aida)」より凱旋行進曲(Triumphal March)/簡単楽譜(無料)サンプル演奏つき

「アイーダ(Aida)」はイタリアのジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi)が作曲したオペラ作品です。
「アイーダ」の音楽で有名なのが、第2幕第2場《テーベの凱旋門》に出てくる「凱旋行進曲(Triumphal March)」の旋律(メロディ)。サッカーの応援歌などにも使われます。
この旋律を演奏する楽器が「アイーダトランペット」。このオペラのために作られた、主管をまっすぐに伸ばした金管楽器。「エジプトトランペット」「ファンファーレトランペット」とも呼ばれます。
凱旋行進曲とは別に、「アイーダ」第2幕第2場に出てくる「大行進曲(Grand March)」という曲もあります。

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ワーグナー「ワルキューレの騎行」のライトモチーフ(示導動機)楽譜

2013年8月3日放送のNHK Eテレ「ららら♪クラシック」で、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を取り上げました。
番組のなかで、「ワルキューレの騎行」に使われるライトモチーフについて解説していました。
◎ライトモチーフ(Leitmotiv/示導動機)
……〔音楽用語〕楽劇で、音楽のさまざまな要素(モチーフ・和声・リズム型など)によって人物・事物・場面・想念などを象徴するもの。(広辞苑より)
番組では、ライトは「リードする、導く」、モチーフは「音楽のひとかたまり」と説明しました。
番組で取り上げたのは「天空」「騎行」「ワルキューレ」の3つのライトモチーフ。
テレビから楽譜を書き写してみました。
■ワルキューレの騎行(ワーグナー作曲)
 「天空」「騎行」「ワルキューレ」のライトモチーフ。

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ピアノ楽譜集『ピアノソロ いろいろなアレンジを楽しむ パッヘルベルのカノン/付録:遠い日の歌』ヤマハミュージックメディア

『ピアノソロ いろいろなアレンジを楽しむ パッヘルベルのカノン』
付録:遠い日の歌(合唱曲)
原曲:J.パッヘルベル
出版社: ヤマハミュージックメディア
分類:楽譜集/ピアノ(クラシック)
サイズ:菊倍版(29.8 x 21.8 x 0.4 cm)40ページ
発売日: 2007年10月23日
価格:1,050円
楽譜グレード:中上級/中級/初級
大好きな『カノン』を満喫!6パターンのピアノ・アレンジと弦楽四重奏でカノンを楽しみましょう。
クラシックの名曲「パッヘルベルのカノン(Kanon und Gigue in D-Dur fur drei Violinen und Basso Continuo)」のオリジナルアレンジのピアノ楽譜集。
作曲者はヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel)。
原曲(オリジナル)はバイオリン3本と通奏低音(チェロ・コントラバス・チェンバロで奏する)で演奏する曲で、ピアノ楽譜は全てアレンジになります。
ピアノソロ(中級&初級)はもちろんのこと、ジャズ・ボサノバ・オルゴール・連弾・オリジナルに近い弦楽四重奏のスコアも掲載しています。
それに加え、カノンを元に作られた「遠い日の歌」を、オリジナルの混声三部合唱・ピアノ弾き語り・ピアノソロで収載!
ピアノソロ いろいろなアレンジを楽しむ パッヘルベルのカノン 付録:遠い日の歌 – 楽譜 ピアノ | ヤマハミュージックメディア
出版社商品紹介

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「ハンガリアン・ラプソディ」エドウィン・マートン◇フィギュアスケート鈴木明子2011/2012SP使用曲

フィギュアスケートの鈴木明子選手の2011/2012シーズンのSP(ショートプログラム)使用曲。
「ハンガリアン・ラプソディ(ハンガリー狂詩曲)」
原曲はフランツ・リスト作曲。
エドウィン・マートン編曲。
(Hungarian Rhapsody by Franz Liszt arranged by Edvin Marton)
振付はアンジェリカ・クリロワさん。
グランプリシリーズ・フィギュアスケートNHK杯でみごとなノーミス演技をみせた名プログラムです。

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「Jupiter(ジュピター)/I vow to thee my country」Libera(リベラ)◇浅田真央2011/2012EX音源CD

フィギュアスケートの浅田真央選手の2011/2012シーズンのEX(エキシビション)使用曲「Jupiter(ジュピター)」。
イギリスの少年合唱団(ボーイズソプラノグループ)「Libera(リベラ)」の歌。
原題は「I vow to thee my country」。
日本盤アルバムで「誓い~ジュピター~/I vow to thee my country」という日本語タイトルがつけられています。
振付はローリー・ニコル女史。
YouTube – theiceCTV さんのチャンネル
ザ・アイス公式チャンネル
2011年「ザ・アイス」で初披露した浅田真央「Jupiter」の動画が公開されています。

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ボストン・ポップス・オーケストラ「愛の夢(リスト)」浅田真央2010/2011FS音源CD

フィギュアスケートの浅田真央選手の2010/2011シーズンのFS(フリースケーティング)使用曲。
振付:ローリー・ニコル
リストの「愛の夢」は一般にはピアノソロ曲が知られています。
浅田選手のプログラムには、オーケストラバージョンとピアノソロバージョンがミックスして使われています。
オーケストラバージョンの「愛の夢」の音源は、ボストン・ポップス管弦楽団(アーサー・フィードラー指揮)らしいです。
「愛の夢 第3番(Liebestraume)」
作曲:フランツ・リスト(Franz Liszt)
指揮:アーサー・フィードラー
演奏:ボストン・ポップス管弦楽団(ボストン・ポップス・オーケストラ)
Arthur Fiedler and the Boston Pops Orchestra
アメリカ映画『イヴの総て(All About Eve)』(1950)のサントラ。

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岡本知高「ボレロ~Passion on Ice」◇フジテレビ「世界フィギュアスケート選手権2011」テーマ曲


君のために歌おう
演奏(歌唱): 岡本知高(ソプラニスタ)
レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
CD (2011/2/23)
ディスク枚数: 1
収録時間: 46 分
■フジテレビ フィギュアスケート中継 イメージソング
『ボレロ ~Passion on Ice』 岡本知高
フジテレビ系列で「世界フィギュアスケート選手権(世界選手権)」「全日本フィギュアスケート選手権(全日本選手権)」ほかフィギュアスケート選手権大会を放送する時の番組テーマ曲に、ヴォーカル版の「ボレロ」が使われています。
「ボレロ」はフランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1928年に作曲したバレエ音楽(オーケストラ編曲)。同一のリズムとメロディーを繰り返しながら、だんだん盛り上がっていく特徴的な構成のクラシック音楽。
フジテレビで使われているのは、ソプラニスタ(男性ソプラノ歌手)の岡本知高(おかもと・ともたか)さんが歌う「ボレロ」。女性のように高い声ですが、歌っているのは男性です。
2010-2011シーズンはリニューアル版の「ボレロ~Passion on Ice」を使用しています。
「ボレロ~Passion on Ice」収録のCDアルバムが2011年2月発売の『君のために歌おう』です。

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『スワン~ザ・ベスト・オブ・フィギュア・スケート・ミュージック 07/08』オムニバスCD


スワン ザ・ベスト・オブ・フィギュア・スケート・ミュージック 07/08
オムニバスアルバム
CD (2007/12/26)
ディスク枚数: 1
レーベル: EMIミュージック・ジャパン
収録時間: 78 分
2007/2008シーズンに、日本と海外のフィギュアスケート選手のプログラムに使われた曲を集めたオムニバスアルバム。
実際の演技に使われた音源とは編曲・アーティスト・演奏が異なる場合があります。
ジャケットイメージ写真は中野友加里さん。
タイトルは、中野さんがエキシビションで使用した曲「アリア(風)」の原曲であるサン=サーンス『動物の謝肉祭』”白鳥”から「スワン」とネーミング。

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ピアソラ「ブエノスアイレスの冬」(演奏:タンゴ・シエンプレ)高橋大輔2010/2011FS音源CD


Nocturno [Import CD from UK]
アーティスト:Tango Siempre
CD ((2003/10/20)
ディスク枚数: 1
フォーマット: Import, from UK (イギリス輸入盤)
レーベル: ARC MUSIC
[Tracks: 15]
イギリスのタンゴ・アンサンブル「Tango Siempre(タンゴ・シエンプレ)」のアルバム『Nocturno(ノクトゥルノ)』。
フィギュアスケートの高橋大輔選手、2010/2011年のFS(フリースケーティング)プログラム「Invierno Porteno by Astor Piazzolla /ブエノスアイレスの冬:アストル・ピアソラ」の音源です。
5曲目「Invierno Porteno(ブエノスアイレスの冬)」と、部分的に6曲目「Primavera Portena(ブエノスアイレスの春)」が使われています。
作曲者はアストル・ピアソラ。アルゼンチンタンゴの名曲です。

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『リスト:ピアノ協奏曲第1番・第2番』リヒテル(ピアノ)/小塚崇彦2010-2011FS音源

『リスト:ピアノ協奏曲第1番・第2番』リヒテル(ピアノ)・ロンドン交響楽団・コンドラシン(指揮)1961/07/19-23ロンドン録音〈PHILIPS〉
フィギュアスケートの小塚崇彦選手が今シーズン(2010/2011シーズン)のFS(フリー)「Piano Concerto No. 1 by Franz Liszt (リスト:ピアノ協奏曲第1番)」に使用している音源です。(振付:マリーナ・ズエワ)
「リスト リヒテル 小塚」で検索すると、プログラムに使っている音源のパートを詳しく解説しているブログがあります。
ピアノ協奏曲第1番の1楽章、2楽章、4楽章 と、スローパートに第2番の一部が使われています。
スヴャストラフ・リヒテルはソ連で活躍したドイツ系ピアニスト。
リヒテルは1961年7月にロンドンでいくつかリサイタルを行いました。7月18日にリヒテルのピアノとロンドン交響楽団(コンドラシン指揮)でリストの協奏曲2曲をライブ録音し、7月19日~23日に同じメンバーで同じ曲をスタジオ録音しています。
小塚選手のプログラムに使われているのはスタジオ録音盤らしいです。

Liszt;Piano Concertos
Liszt;Piano Concertos [Import, from US]
ロンドン交響楽団 | 形式: CD
ピアノ:Sviatoslav Richter
オーケストラ:London Symphony Orchestra
指揮: Kyrill Kondrashin
作曲: Franz Liszt
CD (1995/7/18)
ディスク枚数: 1
フォーマット: Import, from US (アメリカ輸入盤)
レーベル: Philips
収録時間: 69 分
リストのピアノ協奏曲第1番・第2番とピアノソナタが収録されています。
(Piano Concerto No. 1 In E flat、Piano Concerto No. 2 In A、Sonata In B Minor)

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